チョコレートが美容にいい3つの理由と選び方のコツ

おやつは太るもの、美容に良くないものという印象をお持ちの方も多いかもしれません。
選び方のコツを知れば美容の味方となる栄養素をしっかり摂りながらおやつを楽しむこともできます。
こちらの記事ではチョコレートが美容にいい理由と選び方のコツをお伝えします。
 

チョコレートが美容にいい3つの理由

チョコレートの原料の一つ、カカオには多くの栄養素が含まれています。

例えば、

  • 酵素の体での働きを助けるマグネシウム
  • 貧血防止の鉄分
  • 便秘解消を助ける食物繊維とカカオプロテイン

 

それ以外にも美容と健康にいいと言われる成分がカカオには含まれていますので、上記以外の3つの栄養成分について詳しく説明します。

 

①カカオポリフェノール

ポリフェノールは抗酸化作用があるということを聞いたことがある方も多いかもしれません。
私たちの体は、ストレスや過度な運動、食品添加物や白砂糖、タバコ…など様々なものが原因となり酸化していきます。
体には酸化を防ぐ力が備わっていますが、酸化する要因が多いと防ぎきれなくなり、老化や慢性疲労、病気などの原因になってしまいます。

そこで、抗酸化作用(酸化を防ぐ力)があるポリフェノールが多く含まれたカカオは美容の強い味方になってくれます。
さらに、血流を促進してくれる働きもあるので、むくみ解消や脂肪燃焼も期待できます。

 

②テオブロミン

テオブロミンには、血流を良くして代謝をアップしてくれる働きがあります。
また、脳内のセロトニンに働きかけて食欲を抑えてくれる働きもあるので、ダイエット中にも嬉しい成分です。

  

③フェニルエチルアミン

別名「天然の惚れ薬」と呼ばれています。
その理由は、恋に落ちたときにたくさん分泌されている女性ホルモン=恋愛ホルモンでもあるからです。

恋愛の初めの頃ってドキドキして食事が喉を通らない・・・
そんな経験ありませんか?

それと同じで、フェニルエチルアミンにも食欲を抑えたり、お肌に潤いを与えてくれる働きがあります。

 

 

美容にいいチョコレートを選ぶコツ

美容に嬉しい成分が多く含まれているチョコレートですが、どんなチョコレートでもいいわけではありません。

美容にいいチョコレートを選ぶコツを5つお伝えします。

 

①精製されていない甘味料から作られているもの

白砂糖などの精製された甘味料が含まれていると、依存性が高くなりもっと食べたいという欲求が生まれやすくなってしまいます。
それだけでなく、体の酸化も招きやすくなり老化や病気の原因になってしまいます。

そのため、栄養が含まれている精製段階が少ない甘味料で作られたチョコレートを選ぶようにしましょう。
例えば、はちみつ、デーツシロップ、ココナッツシュガー、メープルシロップ、羅漢果などもおすすめな甘味料です。
 

②添加物や化学調味料が含まれていないもの

美容や体にいいチョコレートを選ぶなら、添加物が含まれていないシンプルな原材料から作られたものがベストです。
ベースの原材料が「カカオ」「甘味料」のみで作られているものだと、あなたのおやつタイムがより素晴らしいものになるでしょう。

トッピングも、ナッツやドライフルーツ、スパイスなど、シンプルなものやナチュラルなものを探してみましょう。

 

③ローチョコレート

カカオに含まれている栄養成分には、加熱処理により損なわれてしまうものが多くあります。
先程、登場したフェニルエチルアミンも熱に弱い成分の一つ。
酵素や栄養が壊れないよう低温で処理されているローチョコレートだと、よりカカオの栄養成分を効率的に摂取することができます。

ロー(raw)=生 という意味があります。

 

④カカオ70%以上のもの

カカオの含有量が高いほど、ポリフェノールなどの美容や体にいい成分が多く含まれています。
その分、甘味料の割合も少なくなるので70%以上のハイカカオのものがおすすめです。

  

⑤フェアトレードのもの

カカオ農園は、児童労働や賃金の低さによる貧困問題を抱えています。
生産者さんの笑顔にもつながるフェアトレードのものを選ぶことができると良いですね。
フェアトレードのものは有機栽培されているので、カカオ豆の生産者さんにとっても、私たちにとっても、環境にとっても嬉しいチョコレートです。

※フェアトレード…途上国の原料や製品を適正な価格で購入し、生産者や労働者の方の生活改善と自立をビジネスの仕組みで解決する仕組みのこと。

 

 

まとめ

選ぶ時のコツさえ知れば、おやつタイムを楽しみながら美容に良い成分も摂ることができます。
食べすぎは良くないですが、我慢もストレスにつながってしまうので美容の大敵。
食べる時は、思いっきり楽しみながら幸せな気持ちで食べるというのも美容に良いおやつタイムを楽しむコツの一つです。

コツを掴んで罪悪感ゼロなおやつタイムを楽しみましょう。