welltyが使用しているカカオ豆について ー2種類のカカオ豆のご紹介

welltyでは、製造時期により2種類のカカオ豆を使い分けています。
それぞれのカカオ豆の特徴をご紹介いたします。
 
welltyで使用するカカオ豆は、すべて生産者に適正な賃金をお支払いするフェアトレードあること、加熱に弱い酵素や栄養素が損なわれていないローカカオであることが大きな特徴です。
産地により異なりますが、「48度以下の低温加工」もしくは、「カカオハスク(皮)より中に熱が入らない短時間焙煎」にすることで、カカオ豆が本来持っている酵素や豊富な栄養素をふんだんに摂ることができます。

エクアドル産

エクアドル産のカカオ豆は、様々な産地の中でも特に華やかな香りをもつことで有名。花の香りや、フルーツの香り、ナッツの香りなど口の中で時間の経過とともに様々な香りを楽しむことができます。

仕入れ先のPACARIは約3,500軒 (約25,000人) の農家とカカオ豆を直接取引。通常の1.5~2倍の価格でカカオ豆を農家から仕入れています。
PACARIでは、オーガニックやバイオダイナミック農法の認証を取得。 
※USDAのORGANIC、ヨーロッパのBIO認証を取得。日本の有機JAS認証は取得しておりません。
 

他にもカカオ農家の生活環境の改善もおこなっています。

  • オーガニック農業の学校を作り、カカオ生産の改良を手助け
  • 重かったカカオ用袋を軽量化し、女性たちの働きやすい環境づくり
  • リスクの大きかった乾燥を楽に行うことのできる施設づくり
  • 生産農家の生活向上のため、カカオ豆だけでなくチョコレートに使う塩やハーブ、花、フルーツなど、オーガニック製品の開発

 

ペルー産

病気や虫に弱いため、栽培が非常に難しい幻のカカオと言われているクリオロ種を使用。クリオロ種は人気は高いものの、世界全体の生産量比率は、3%に満たないと言われています。
フルーティで酸味があるのが特徴。
栄養が減り、本来の味を損なってしまうアルカリ処理もしていません。(アルカリ処理は、溶け易くしたり、カカオが弱酸性のため中和させる目的で使用されることがあります。 )

また、カカオを天日乾燥し、自然の太陽熱で乾燥させることにより、48℃以下を保ちます。
その結果、私たちの美と健康に欠かすことができない大切な酵素を失うことなく取り入れることができます。
有機JAS認証も取得しています。

 

こだわりカカオを選ぶとどうなるの?

1.もっと美と健康に嬉しいおやつに。

スーパーフードと言われるほど栄養価が高いカカオ豆ですが、カカオ豆を焙煎することで損なわれる栄養素も多くあります。

「ロー(raw)」のカカオ豆なら、美と健康に嬉しい栄養素を損なわずに、本来持っている豊富な栄養素をそのままに摂ることができます。

  • 抗酸化作用のあるビタミンC
  • 美と健康に欠かせない酵素
  • お肌に潤いを与えたり、食欲を抑えるフェニルエチルアミン
など。

ローチョコレートは、これらの栄養素も損なわれることなく含まれています。
 
 

2.カカオ農家さんも笑顔に。


チョコレートは、美味しくて私たちを幸せな気持ちにさせてくれますが、裏側では、様々な問題を抱えています。
  • 地域の子どもたちが学校に行けずに危険な労働を行っている
  • 農薬の使用や森の伐採などにより生態系や環境が破壊
  • 家族全員の生活を支えるだけの収入も得ることができない
など。
 

フェアトレードはそれらを解決するための仕組みです。

 
 
私たちがたくさんの幸せをもらっているチョコレート。
生産に携わる方々にもたくさんの笑顔が広がることを願い、welltyは使用するカカオ豆にこだわり選んでいます。